[アナログフィッシュから学ぶ]伝わるメッセージの極意 [コピーライティング]
まずは下記の文章を ざっと読んでみてほしい。
危 険 があ る か ら 引 っ 越 そ う
遠 い と こ ろ へ 引 っ 越 そ う
畑 と 少 し の 家 畜 を か っ て
危 険 が 去 る ま で そ こ に い よ う
い つ ま で な ん て 聞 か な い で
嫌 だ わ な ん て 言 わ な い で
ね ぇ ど こ に あ る の そ ん な 場 所 が こ の 世 界 に
も う こ こ で い い か ら 思 い っ き り 抱 き し め て
この文章はギターロックバンド
アナログフィッシュのVocal&Guitarである
下岡晃さんが作った楽曲『抱きしめたい』の歌詞である。
この曲(抱きしめたい)を知ってまだ数日しか経っていないのだが
歌詞の素晴らしさに驚愕し、既に30回以上も耳にしている。
今回はこのアナログフィッシュの抱きしめたいを参考に
読み手に伝わるメッセージの極意について話していきたいと思う。
では早速、、、
[人は恐怖で動く生き物]
危険があるから引っ越そう
遠いところへ引っ越そう
人がいちばん行動力を発揮する時というのは
やはり恐怖を感じたときである。
やはり恐怖を感じたときである。
自分の身や大切な誰かに危険が及びそうな時には
できるだけ安全な場所に避難しようとする。
この部屋に住むのが飽きたから
今から引っ越そうと言っても仕方ない。
[安心した未来をイメージさせる]
危 険 が 去 る ま で そ こ に い よ う
人は常に自分の取った行動に対して
どのようなメリットがあるのかを考えている。
遠くの場所に引っ越せば、どのような生活ができるのかを
相手側に伝えることで、相手の不安をかき消すことが出来る。
今回の場合は「畑」と「家畜」というキーワードを使って
避難先でのゆったりとした生活が出来ることをイメージさせている。
避難先でのゆったりとした生活が出来ることをイメージさせている。
[先に予測できる問題を解決しておく]
嫌 だ わ な ん て 言 わ な い で
もしかしたら、相手は新しい避難生活をどれくらい続ければ
元の場所に戻ってくこれるのかを考えているかもしれない。
いつまで避難すればいいの?
もうこんな避難生活は嫌だわ!
そんなふうに相手が言うまえに、
先に、自分から言って相手に了承を得ておけば
この問題が大きくなることはないだろう。
[さいごに、、]
ね ぇ ど こ に あ る の そ ん な 場 所 が こ の 世 界 に
も う こ こ で い い か ら 思 い っ き り 抱 き し め て
最後にこういう感動的なオチでAメロを〆ている
下岡晃さんは、流石としか言いようがない。
[PS:]
この曲は、実際に聴いてもらったほうが分かりやすいので
下記に公式動画を貼り付けておきます。
2014-04-08 15:48
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